なかなか買ってまで食べないでしょ?の渋柿の話

最近、朝晩が冷え込む。

気付けばすっかり秋。

凜とした空気と鱗雲。

 

秋と言えばあなたは何の秋?

僕はやっぱり紅葉かな。

 

そんな紅葉の中に渋柿がなってた。

山の中の先輩の庭の柿の木。

 

熟れた渋柿は子供の頃に食べたことがあったけど、

柿は大人になってなかなか買ってまで食べないし

渋柿ならなおのこと。

 

先輩に勧められ久しぶりに熟れた渋柿を食べた。

軽く水道水で洗って皮を剥く。熟れて柔らかくなった実も皮にくっついてくる。

手も柿でべちゃべちゃになったけど、気にせずにかぶり付く。

 

口に広がるとろみと甘み。そこには渋みは一切ない。

太陽を浴びで熟れた柿はまさに自然の恵み。

なんだかパワーを頂いたみたい。

 

亀田の柿の種も美味しいけど、熟れた渋柿も絶品でした。

 

渋柿食べるのは猿か烏か君だけだね〜なんて言われながら2個程ペロリと完食。

家にもいくつか持たせてくれて、妻子供に勧める。

 

3年生の息子は無口で恐る恐る犬みたいにぺろぺろ舐めたりしてる。。

美味しかった、もうお腹いっぱい。って言った目の前にはほぼほぼ食べられていない渋柿。

ま、子供は正直だねって思ったけど、これもいい経験。よしとしよう。